AWS、南アフリカのデータセンターを2020年開設

Amazon Web Services(AWS)は、2020年前半に、南アフリカで3つのゾーンを立ち上げる計画です。
AWSのアフリカリージョンは、アフリカ大陸における同社初のデータセンターとなります。これまでは、EC2開発センターをケープタウンに、オフィスをヨハネスブルグに開設していました。
AWSの競合企業であるマイクロソフトも、今年から南アフリカでクラウドリージョンを開設しました。

個人情報保護への対応

– DCD

AWSの最高責任者であるAndy Jassy氏は、
「南アフリカでAmazon EC2開発センターは14年前からプロジェクトに着手しておりました。現在、数千もの企業がAWSを何年にもわたって使用しており、優秀な技術者や、アフリカの潜在的な可能性を目の当たりにしてきました」と語ります。

「アフリカ地域でのAWSユーザーは、今後、個人情報保護法にも対処することが可能となります。ユーザーの個人情報は、最も厳格な国際遵守基準に従って運用されることとなります。南アフリカのクラウドリージョンに蓄積され、顧客の同意なしに移動することはできません」

南アフリカで個人情報保護に関する法律が施行されたのは2014年4月11日と、まだ年月も経っていませんが、着実に個人情報の収集、処理、保存、共有方法に関する規則が整備されています。

AWSは現在、世界中の19地域で合計55のゾーンを運用していますが、バーレーン、香港、スウェーデンなどの新興地域では、米国第二のGovCloud地域と並び急速に成長しています。同社はインドネシアとチリにもデータセンターを建設したいと考えています。

– Data Center Dynamics
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