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AWSがイスラエルで3拠点のデータセンター開発を計画中か

Amazon Web Services(AWS)はイスラエルでデータセンター3か所の建設を計画していると伝えられています。

地元の金融新聞Globesは、AWSサーバを収容する各16MWのサイト建設に関し、不動産会社のAzrieli Groupと米国のデータセンター事業者Compassとの協議に入ったと報告しています。開発は入札となる可能性があります。

まだ初期段階

昨年Compassの20%株式を取得したAzrieliは、 Beit Shemesh、Shoham、そしてEmek Heferのサイトを狙っていると言われています。土地がデータセンターに適することが判明し、Amazonが承認すると、Azrieliがその土地を取得し、Compassが施設を建設し、そしてその施設がAWSにリースされると思われます。

Azrieliは、Amazon同様、コメントを拒否しています。

クラウドリージョンは、CloudFrontコンテンツデリバリーネットワーク(CDN)を配信するために昨年設置された同国初のエッジ拠点に続き、イスラエルにおけるAWSの2番目の拠点(PoP)となります。

昨年、AWSがイスラエル政府のパブリッククラウドサービスに関する入札に関心を持っていることが明らかになりました。当時、Amazonは南部の町エルハムとデータセンター建設についての交渉を進めていましたが、プロジェクトはまだ進んでいません。

クラウド入札に関し、入札企業は、2017年以降のクラウドベースの年間収益が少なくとも20億ドル、グローバルプレゼンス、そしてイスラエル国内に2か所の独立したデータセンターリージョンを持たなければならないと規定しています。最初の2つの制限により、入札参加できるハイパースケーラーはほんの一握りに絞られます。

マイクロソフトは2021年にイスラエル初のAzureリージョンを立ち上げ、オラクルは今年1か所を開設します。一方、Google は2022年にイスラエルを経由し、イタリアとインドを結ぶ4億ドル規模の海底ケーブルを計画しています。同社はIBMとSAPとともに、国内施設の建設を検討していると考えられています。

Data Center Dynamics

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