Googleが英国で33エーカーのデータセンター用地を取得

Googleは、ロンドン北部の33エーカーの区画を取得しました。ここで同社にとって英国初のデータセンターキャンパスが建設される模様です。

このハートフォードシャー州ブロックスボーンの用地取得に関するニュースは、CityAMにより最初に報告されました。

英国初のキャンパス

Googleは現在、米国外に8か所の自社データセンターキャンパスを保有し、そのうち5か所はヨーロッパ(アイルランド、オランダ、デンマーク、フィンランド、ベルギー)にあります。

また、現在3つのGoogleCloudゾーンを持つ英国を含むさらなる地域でホールセールスペースを借りて運用を行っています。

Googleの広報担当者は次のように述べています。「弊社はロンドン北部の33エーカーの区画を データセンター 開発用地として取得した。開発スケジュールは決定していないが、事業の需要に応じ、更なる拡張の可能性もある。ただ近い将来、これについての決定を下すことはない」

Googleの最近の動きとしては、7月に発表した、2022年に完了を見込む英国、スペイン、米国を繋ぐ海底ケーブル「グレース・ホッパー」計画に続くものです。これは、英国に繋がるプライベート 海底ケーブル として同社初の投資であり、スペインへの同社初のプライベートルートにもなります。

Googleは現在、データセンターを構築する際には、再生可能エネルギーによる施設への電力供給を世界的に進めています。9月に、Googleは 2030年までに自社データセンターやオフィスで使うエネルギーを常時 再生可能エネルギー で賄う と宣言しました。 しかし、時間単位で見ると、太陽光が当たっていないときや風が吹いていないときには、化石燃料に依存する必要があります。

これは、再生可能エネルギーによる直接稼働時間は、平均すると(100%ではなく)65%に留まることを意味します。GoogleのSundar Pichai CEOは、今後あらゆる場所で信頼性の高いカーボンフリーエネルギーの調達に投資を行っていくと述べていました。

Data Center Dynamics

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