Google、ポーランドにクラウドリージョンを開設へ

Googleはポーランドに クラウド リージョン の開設を計画しており、同国内の企業と提携してサービスの再販を行っていきます。

このリージョンは、ワルシャワ地域内の地理的に離れた3つの「 ゾーン 」で構成されます。

ワルシャワを開拓

「この新しいリージョンにより、中央および東ヨーロッパ(CEE) のGoogle Cloudサービスの利用顧客は、クラウドベースのワークロードやデータ処理において低遅延かつ高パフォーマンス化の恩恵を受ける。」とGoogle Cloud CEOのThomas Kurian氏はブログ投稿で述べています。

同国内での立ち上げを支援するため、GoogleはPKO Bank Polskiとポーランド開発基金の合弁会社であるChmury Krajowej(国内クラウドプロバイダー)と提携します。

「Google Cloudと提携し、ワルシャワに新しいクラウドリージョンを開設できることを非常に誇りに思う。」とChmury Krajowej CEOのMichałPotoczek氏は述べています。

「我々は マルチクラウド 戦略を信じています。 Google Cloudリージョンと我々のインフラはハイブリッドサービスを提供し、お客様により大きな価値をもたらすことができます。」

Google Cloudは現在、ヨーロッパで6つのクラウドリージョンを運営しており、今後2年間で30億ユーロ(33億ドル)を投資し、その数を増やす予定です。

フィンランドのハミナ では、海水冷却方式のデータセンターの建設に6億ユーロ(6億6000万ドル)を投資し、オランダ、アイルランド、ベルギーのサイトにさらなるデータセンターを建設する計画です。

同社は現在、デンマークのフレデリシアに6億9000万ドルの施設を建設しており、デンマークに73.2ヘクタール、スウェーデンに109ヘクタール、さらに11億ドルのプロジェクト用地としてルクセンブルクに広大な土地を所有しています。

Data Center Dynamics

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