Googleが香港にクラウドリージョンを開設

ローカルビジネスにGoogleクラウドへの快適なアクセスを

Googleは香港に6番目のアジア太平洋(APAC) リージョン を開設し、香港および東南アジア諸国の企業へのスピーディーなアクセスを約束しました。この開設は、2017年11月にその計画が初めて公表されたものです。

今回の開設は、Googleクラウドのマネージャー、K.Tropin氏がブログで発表しました。
「企業向け香港リージョンを正式に開設します。Googleにとって、世界で18番目となるこの新たなリージョンによって、香港や東南アジア諸国の企業も大規模な多国籍企業も、データやアプリケーションにより短時間でアクセスできるようになるでしょう」

もっと高い可用性を!

「asia-east2」として知られる香港のGoogle Cloup Platformリージョンは、Availability zone3つを設けて、顧客がより高い可用性を得られる ゾーン にワークロードやストレージを分配できるようにしている。

Tropin氏によると、Googleクラウドはここ18ヶ月間でアジア太平洋地域におけるGoogleクラウドプラットフォームリージョンの数を3カ所から6カ所へと拡大したとしています。
新たなリージョンではアプリケーションにより香港のエンドユーザーは最大14msのレイテンシの改善を得られ、その一方では、ベトナムやフィリピンのユーザーは25~30%の レイテンシ 改善の恩恵を受けるとのことです。

他のトップクラウド事業者同様、Googleは着実に影響力を拡大し、アジア太平洋地域の既存データセンターを強化しています。
8月には、Googleはサービスに対する需要の増加に対応するため、キャパシティの拡大計画の一環としてシンガポールに第3データセンターを建設していると発表していました。

同ブログ上でTropin氏は、先月初めて言及したインドネシアへのGCPリージョン開設に関する追加情報についても述べました。
インドネシアのGCPリージョンは2020年、ジャカルタに開設されることになります。Tropin氏は、ジャカルタリージョンの可用性を高めるため3つのAvailability zoneを開設する計画を明らかにしました。

– Data Center Dynamics
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