Huawei、南アフリカに自社データセンター開設へ

Huaweiは南アフリカに クラウド リージョン を新設すると発表しました。従来のように、パートナーの コロケーション データセンターを使用したサービスではなく、アフリカ初となる自社のオンラインデータセンターを提供する予定です。

南アフリカの報道機関MyBroadbandによると、Huaweiは既に南アフリカにクラウドリージョンを開設する計画があることを認めていますが、施設の正確な場所については、ヨハネスブルグであること以外は秘密とされています。

アフリカ進出

– DCD/Sebastian Moss

南アフリカではこれまで、クラウド事業者による自社データセンター建設は行われてきませんでしたが、それも変わっていくでしょう。
既に同国で、第三者のデータセンターを利用してクラウドサービスを提供しているマイクロソフトもまた、ヨハネスブルグにAzureデータセンターを、ケープタウンに別の施設を建設しています。
さらに、AWSは最近、2020年にはケープタウンにクラウドリージョンを、または、各施設に最低1つのゾーンを含む、3つの利用可能なゾーンを立ちあげると発表した。

Huaweiは、2017年に54のフルスタックサービスと共にクラウド部門を設立し、将来的に、世界でトップ5のプロバイダーになるとを宣言しました。
現在では、香港、タイ、ロシアに独自のクラウドデータセンターを建設ており、(最近も、バーレーンの通信会社Betelcoと契約をして、同国に1.3MW規模のデータセンターを建設すると発表しています)EMEA、APAC、LATAM地域のパートナーと協力して、120を越えるサービスを提供しています。

AWSやマイクロソフトに支配されたアメリカやヨーロッパの市場、中国政府との提携に不信感を抱く政府の国など成長が期待できない市場へ注力するのではなく、既存のインフラパートナーの利点を活かせる成長市場へターゲットを絞る傾向があります。
南アフリカの新しいクラウドリージョンに加えて、同社は、クラウドサービスを最終的にはアフリカ全土に展開する意向も発表しました。

– Data Center Dynamics
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