Meta社がコネクティビティ部門を閉鎖
チームとプロジェクトをインフラストラクチャーとセントラル・プロダクツ部門に移行
LightReading(LR)が最初に報じたところによると、同社は約10年にわたり運営してきたFacebook Connectivityを閉鎖しました。
Facebookを運営するMetaはLight Readingに対し、現在Meta Connectivityと呼ばれているものを、社内の他の2つのグループに折り込むことを確認しました。それは「インフラストラクチャー 」と 「セントラル・プロダクツ」です。
より多くの人々をインターネット、ひいてはMetaが所有する製品に接続することを目的に2013年に設立されたコネクティビティのイニシアティブは、Wi-Fiの改善、無線アクセスネットワークと通信事業者のネットワークパフォーマンスの最適化、Edge、そしてその海底・地上ファイバープロジェクトに焦点を当てていました。
代表的なプロジェクトとしては、長らく放置されていた高高度ドローンプロジェクト「Aquila」、無線無線ユニット「Terragraph」、基地局「Project ARIES」、オープンRAN技術を推進する「Evenstar」、WAN技術「SuperCell」、電線にファイバ敷設できるロボット、インターネット提供のヘリコプタードローン、昨年Amazonに売却した衛星イニシアチブ等があります。
2021年10月、Metaは同社のインターネットサービスが3億人以上のユーザーに接続性を提供していると述べています。
コネクティビティ部門が具体的にいつ閉鎖されたのかは不明ですがLRはこの動きを11月に報じられた同社の大規模なレイオフと結びつけています。
Meta Connectivityの責任者であるDan Rabinovitsj氏は現在も同社に在籍しており、別の役割にシフトする可能性もあるといわれています。
なお今回の措置は、Metaが2016年に設立に関わったTelecom Infra Project(TIP)への参加には影響しないとのことです。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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