ニュージーランド最大の企業がMS Azureへの移行を計画

ニュージーランド最大の企業である乳業協同組合Fonterraは、Microsoft Azureのニュージーランド リージョン 開設後に、多くのワークロードの移行を計画しています。

Fonterraは、140か国以上に製品を輸出し、世界の乳製品輸出の約30%を占めています。2017年の時点で、同社は主に地元の通信会社Datacomを利用していました。

アンカーテナント

Fonterraは、クラウドへの移行に伴い、取得データ量の増加を期待しており、牛乳タンクや、工場のスマートマシンでのIoTセンサーの利用を試行し、運用の最適化を支援していく、と述べています。

同社は現在、工場で不適切に密封された粉ミルクや、バッグの不良を検出するために機械学習を試みていると補足しています。

同社のCIO Piers Shore氏は、次のように述べています。「新たなプラットフォームはFonterraの全てを統合し、データに関する文化の構築を目的としている。組織全体のデータを収集して統合することにより、実用的な洞察の基盤を構築し、また、Fonterraが農家や顧客との関係を深め、サプライチェーンと生産業務を最適化し、より優れた商品とサービスを提供できるようにしていく。」

Microsoft New Zealand MDのVanessa Sorenson氏は次のように付け加えています。「このスペースをご覧ください。これが多くの契約をした最初の顧客です。我々がニュージーランドでのデータセンターリージョンの立ち上げを発表したとき、非常に多くの業界に渡りイノベーションを解き放つスコープやソリューションへの需要があることを我々は知っていました。」

「そして、Fonterraを最初の主要アンカーテナント顧客として持つことは、とても特権的なことです。」

5年間にわたる幅広いパートナーシップの一環として、Microsoft SurfaceデバイスはFonterraオーストラリア及びニュージーランドの主要スタッフに提供されます。

Data Center Dynamics

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