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AWSが計画するオレゴンのデータセンターに税制優遇措置

Amazonは、米オレゴン州ハーミストンの新データセンターキャンパスの建設と引き換えに、15年間の固定資産税を完全に免除されます。

プロジェクトの費用は少なくとも2億ドルですが、キャンパスの正確な規模と場所についてはまだ不明です。おそらくハーミストンの南側、周辺のウマティラ郡との市境に沿った「Greater Enterprise Zone」に建設されると思われます。この地域はワシントン州の州境にも接しています。

この新しい施設は、ウマティラ郡と近隣のモロー郡を含む地域周辺に構築される7番目のアマゾンデータコンプレックスとなります。

取引

10月16日の会議で、ウマティラ郡委員会は、ハーミストン市議会に続き、Amazon Data Serviceプロジェクトへの免税措置を承認しました。

寛大な税制優遇措置の見返りとして、Amazonは、両議会間で均等に分割される課税の代わりに、毎年最低200万ドルを支払います。今後更に多くのデータセンターが構築された場合は、Amazonは各施設に対して追加の100万ドルを支払う契約のようです。Amazonはまた、2,500万ドルの評価額に対して固定資産税に等しい金額を毎年支払いますが、それは課税台帳には含まれません。

– Google Map

Greater Enterprise Zone

長期的な減税措置は、オレゴン州がより多くのハイテク企業の進出を奨励する施策の一部です。2015年にケイト・ブラウン オレゴン州知事は、1970年代以来更新されていない税法を修正する法案に署名しまし。それ以降、ハイテク企業の同州への進出ブームが始まりました。

現在、Googleはオレゴン州ダレスにキャンパスを構え、Appleはオレゴン州プラインビルにキャンパスを保有しています。

議事録

委員会の会議で、Hermiston Assistant City Managerのマーク・モーガン氏は、税制優遇措置の正味額を見積もることは難しいと言い、郡委員に対して次のようにコメントしていました。

「私は37,000回の数字を実行したが、経済原則ではちょうど(差分は)ゼロになると教えてくれているように思っています。」

郡委員会のジョージ・マードック委員長はこう述べていました。「私が思うに、我々がもし今回辞退したとすると、彼らはきっと別の場所を探したでしょう。そして結果的に我々は彼らから何も得られなかったことでしょう。」

Data Center Dynamics

原文はこちら


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