シナジー報告:2017年の第3四半期、たった20都市が全コロ収益の半分以上をあげる

まるで富のように、コロケーション市場は少数の都市に集中

シナジーリサーチグループは、2017年第3四半期の小売・卸売の収益の59%は20の大都市圏からもたらされたと報告しました。

TOP5はワシントンDC、ニューヨーク、東京、ロンドン、上海で、これらが総収益の26%、続いて、シカゴ、ダラス、フランクフルト、サンフランシスコ、シンガポールの5都市を合わせた売上高が全体の15%を占めています。最後に、アムステルダム、アトランタ、北京、香港、ロサンゼルス、パリ、フェニックス、シアトル、シドニー、トロントが収益の18%、これ以外の都市が残りの41%です。

逆細流効果

このトレンドを強化すると、5大都市圏の収益の伸びは、世界の他の地域に比べると対前年度比で2%高かったと報告されました。これは市場の集中が続いていることを示しています。

シナジーのディンズデール氏によると、ワシントンDCとノースバージニア州の都市圏は他の地域と離れていますが、「世界最大の卸売市場」として台頭してきています。この市場は昨年20%の成長を記録しました。

ノースバージニア州は2016年の最終四半期には世界最大の都市コロケーション市場となりました。データセンターが集中する市場として高成長中のアッシュバーン郡がこれを後押ししています。

ディンズデール氏は次のように述べています。「より大局的な視点から見ると、データセンターのアウトソーシング化とクラウドサービス化は引き続きコロケーション市場を牽引し、国際的企業は、限られた主要都市コロケーション市場に集中して世界各地に展開していくでしょう」

– Data Center Dynamics
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