American Tower、テキサス州にエッジデータセンターを開設

米国の通信インフラ企業American Towerは、テキサス州オースティンに最新の エッジデータセンター を立ち上げました。

360平方フィート(33平米)、100kWの施設は、8ラック( 1/4ラックが20《=5ラック》+フルラックが3架)で構成されます。同社の他のエッジ施設のモデルに倣い、オースティン施設も電話会社の通信塔の下に建設され、昨年買収したデータセンター企業のColo Atl社が運用を行います。

アメリカンエッジタワー

先月、American Towerは、コロラド州ボルダーとデンバーに2か所のエッジデータセンターを開設しました。更に、ジョージア州アトランタ、ペンシルベニア州ピッツバーグ、そしてフロリダ州ジャクソンビルでもエッジ施設を運営しています。

尚、American Towerは、世界中で約181,000か所のタワーサイトを運営しています。

「アトランタ、ボルダー、デンバーでのエッジデータセンターの立ち上げに続き、ハイテク産業の盛んな中心地であるオースティンで最新施設を発表できる事を嬉しく思う。これは高度なアプリケーションの実現に役に立つだろう」USイノベーションプロダクトマネージャーのWhitney Pesot氏はこのように述べています。

「米国の主要市場で立ち上げた我々の新しいエッジデータセンターは、高帯域幅、低遅延アプリケーション、および5Gテクノロジーなどの業界需要に迅速に対応し、そしてお客様独自のデジタルインフラのニーズに最適なサポートを提供する」

9月下旬に、American Towerは、エッジでの相互接続サービスFlexAnywhereを使用する(ColoAtl施設とFlexential間)ためにFlexential社と提携しました。FlexAnywhereファブリックは、Flexentialの国内データセンターへのアクセス、IPネットワーキング、およびAWS、Microsoft Azure、Googleなどのパブリッククラウドへの接続を備えたスケーラブルな100Gbpsバックボーンを使用します。

Data center Dynamics

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