シュナイダーとシスコがパッケージ型マイクロデータセンターを発表

Schneider Electric(シュナイダーエレクトリック)は、エッジ向けに設計された、Cisco HyperFlexネットワーク機器を組み込むAPC マイクロデータセンターのパッケージを発表しました。

マサチューセッツ州アンドーバーにあるシュナイダー社の技術センターでのプレスイベントで発表されたこの共同製品は、あらかじめパッケージされており、また特定市場のニーズを満たす為ににカスタマイズも可能です。APCマイクロデータセンターの設計は自己完結型で、物理的なセキュリティを有し、リモートでの管理や監視が可能です。パッケージ化により、チャネルパートナーは製品の選択や販売が容易になります。

オフィス家具

両社は長年にわたるパートナーシップを結んでおり、その中でシュナイダーはEcoStruxure IT 管理製品をHyperFlex用のシスコ社の管理製品であるUCSマネージャと統合しました。昨年、APC NetShelter SXマイクロデータセンターの全製品はシスコによる認定を受け、チャネルパートナーはより迅速に製品の販売や出荷ができるようになりました。

アンドーバーでのイベントで、 両社は、ショックマウント、遮音材、およびオフィス家具と調和する木製のシュナイダー CXラックに設置された12Uマイクロデータセンターを展示しました。

CiscoのScott San Antonio氏がオフィス向けの12Uデモバージョンを公開
– Peter Judge

これはただのデモ版ではありましたが、既に 6つの基本パッケージが存在します。 (オフィス向けのCX、一般IT環境向けのSX、および過酷な環境向けのFX、それぞれ 24Uと42U のラインアップ)

Ram Srinivasan氏(シスコ)
– Peter Judge

シスコのプログラムマネージャであるRam Srinivasan氏は、次のように述べています。「顧客はHCIを完全に採用するための ターンキーソリューション を求めていました。私たちはあらゆる規模や環境に対応する製品ポートフォリオを持っています。」

「ポイントは、導入が簡単かつ効率的にできるということです。」 とはシスコのアライアンスマネージャであるScott San Antonio氏のコメントです。「製品は様々な利用用途で活用でき、特に限定されません。」とのコメントもありました。

シュナイダーのエッジコンピューティング部門のヴァイスプレジデントであるJamie Bourassa氏は、次のように述べています。「 製品は事前検査済みで、出荷時の欠陥率を7%抑えています。」

同社はまた、HPE、富士通、およびLenovo 他とのパートナー・エコシステムのを締結しています。Bourassa氏は、これらのパートナーシップは「チャネルの利益創出を2倍にします」と述べています。

Data Center Dynamics

原文はこちら

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。