AlibabaがGDSの北京第三データセンターをリース契約

2018年の開設に先立って契約締結

中国の電子商取引の巨人、クラウド業者Alibabaは、GDS(予約・発券システム)の北京第三サイトの最大収容能力を取得するため事前契約をしました。
キャリア中立のデータセンター・サービスを提供するGDSの施設は現在建設中ですが、2018年前半の開設時には4,260平方メートルの技術スペースを収容することになります。

既存のパートナーシップ

GDSの会長兼最高経営責任者(CEO)であるW.フアン氏は「当社の最も重要な戦略的パートナーの1つであるAlibabaとの新しい事前契約を発表することができ、大変喜ばしく思います」 と述べています。「北京第三サイトは、Alibabaがすでにかなりの区画を取得している北京第一サイトに隣接しています。これはAlibabaの成長ニーズに応える理想的な場所です。中国の急速なクラウド採用によって大きな需要が生まれてからこの方、顧客のニーズに応えられるかどうかは、我々が高性能のデータセンター能力を安定的に提供できるかどうかにかかっています」

GDSによれば、現在稼働中の重要な設備スペースは46,000平方メートルあり、さらに41,000平方メートルを追加する予定です。上海に本社を置く同社は、2015年7月から2016年6月までの1年で127百万ドルの売上高を計上し、北京、上海、深圳でコア地域を運営しています。

2012年、GDSはソフトバンクキャピタル中国と提携してVMwareプラットフォームをベースにしたクラウドサービスvCloudを開発しました。続いてElastic Cloud Computing( ECP )プラットフォームを開発しました。さらに、その翌年には、香港の2施設に2億ドルを投資する計画を発表しました。
2015年、GDSは海外展開する中国の顧客に合わせてサービスを展開し、ラスベガスで開催されたInteropでCloudMixサービスを発表しました。

– Data Center Dynamics
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