アリババ、2021年にインドネシア第3クラウドDCの開設計画

アリババは来年初めにインドネシアに3番目のデータセンターを開設する予定です。

Alibaba Cloudサービスをサポートする目的で、2018年と2019年に同国内でデータセンターが開設されましたが、今回の施設もそれに続く動きです。すべてのAlibabaの発表と同様に、同社が独自にデータセンターを構築するのか、それとも他社施設のスペースをリースするのかについては明確ではありません。

さらにDDoS防御も

この施設がオープンする頃には、同社は世界中で21の リージョン 、64の アベイラビリティゾーン を保有しているだろうと主張しています。

また、2021年初頭に同国内初の データスクラブ センターを開設し、Tbpsレベルの悪意のあるトラフィックの検出、分析、削除を試み、分散型サービス拒否( DDoS )攻撃から防御します。

「この機会に、2021年に開設が期待されているアベイラビリティゾーンとインドネシアのデータスクラブセンターの開発について、Alibaba Cloudにおめでとうと言いたい。」と、インドネシアの通信情報省大臣Johnny G. Plate氏は述べています。

「センターでのデータ管理プロセスが、合法性、公平性、透明性といった、データ管理におけるインドネシア政府の原則に沿ったものになることを願っている。」と彼は付け加えています。

2017年、アリババの創設者Jack Ma氏は、主に電子商取引に関する、インドネシア政府の公式アドバイザーになりました。彼は人口の多い国に多額の投資をしてきました。特にクラウド部門は、データの主権に関して懸念を持つ同国をターゲットにしています。

昨年、Alibaba Cloudは、クラウドサービスを配信する目的で、地元の電話会社PT IndoInternetと戦略的パートナーシップを締結しました。また、少なくとも1,000社のスタートアップ企業を支援する目標を掲げ、 オンラインサービス上でインドネシアの小規模企業への教育を狙ったアクセラレータプログラムも発表しました。

Data Center Dynamics

原文はこちら

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。