Equinix、ポーランドに新データセンターを建設中

エクイニクスは、ポーランドのワルシャワに3400万ドルを投じてデータセンターを建設しています。

新しいWA3 International Business Exchange(IBX)は2020年初頭にオープンする予定です。

エクイニクス ポーランドのマネージングディレクターRobert Busz 氏は次のように述べています。「WA3は大きなマイルストーンとなり、ポーランドにおけるクラウドデータの主権のさらなる確立を支援していくでしょう。」

「弊社のインターコネクション(相互接続)プラットフォーム、WA3の大規模フットプリント、そしてECX Fabricを通じて、我々はグローバルクラウドサービスプロバイダーに対し完璧なローカルエコシステムを提供できます。」

その他の計画

エクイニクスは以前、ワルシャワの製品開発センター(PDC)に対し今後5年間で4500万ドルを投資すると発表していました。

エクイニクスによると、PDCはソフトウェア製品や仮想ITインフラストラクチャの設計、あるいはデータサイエンスの調査を行う施設です。ワルシャワのセンターは、シンガポール、シリコンバレーと並ぶエクイニクスの3つの「イノベーション拠点」の1つです。

Googleも拡大を進める

世界的な拡大を進めるハイパースケーラーにとって、ポーランドは非常に人気が高まっています。エクイニクスの新センターとは別に、Google は9月に3つのデータセンターと共に同国へのクラウドサービスを拡大すると発表しました

そのサービスはアベイラビリティゾーンに分散されます。 同国内での立ち上げを支援するため、 GoogleはChmury Krajowej社(ポーランド国内のクラウドプロバイダ)とも提携しています。

「Google Cloudと提携し、ワルシャワに新しいクラウドリージョンをもたらすことを非常に誇りに思う」とChmury Krajowej社CEOのMichał Potoczek氏は当時述べてました。

「我々はマルチクラウド戦略を信じています。Google Cloudリージョンと弊社独自のインフラの組み合わせはハイブリッドサービスの提供を可能とし、お客様により大きな価値をもたらすことができるようになります。」

Google Cloudは現在、ヨーロッパで6つのクラウドリージョンを運営していますが、更に今後2年間で30億ユーロ(33億ドル)を投資する予定のようです。同社はフィンランドのハミナデータセンターだけでも6億ユーロ(6億6000万ドル)を費やし、またオランダ、アイルランド、ベルギーにも更なるデータセンターの建設を計画しています。

Equinix’s Warsaw data centers– Warsaw

Data Center Dynamics

原文はこちら

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