Equinix、韓国初のサイトをオープン

グローバル・コロケーション・プロバイダーのエクイニクスは、韓国で初のデータセンターとなるSL1を開設しました。サイトはソウル西部に位置し、ビジネス・金融地区に接続されています。

これにより、Google、Oracle、Digital Realtyなどと同様韓国への進出を達成しました。エクイニクスが1月に発表した新しいInternational Business Exchange(IBX)は、5Gの国内展開のタイミングに合わせた動きとなります。

デジタルメディアシティ

「ソウルの新しいデータセンターSL1は、包括的な相互接続システムを提供し、国内企業の デジタルトランスフォーメーション とハイブリッドおよびマルチクラウドへの移行をサポートする。」と 、コリアタイムズでは報じられています。

中央ビジネス地区とY島金融地区に近いソウルのデジタルメディアシティ地区に位置するSL1は、 N+1 の電源冗長性とN + 20%の冷却(=データセンターを稼働させるのに十分な冷却容量よりも20%多い)を備えています(仕様)。もちろん、エクイニクス独自の接続(Cross Connect、Equinix Connect、Equinix Internet Exchange)も提供されます。2020年にはEquinix Cloud Exchange Fabricが提供されます。

デジタルメディアシティ – Googleストリートビュー

韓国は他のデータセンター企業にとって魅力的な市場です。Googleは2020年にオープン予定のクラウド リージョン を発表しました。オラクルは5月からクラウドリージョンを運営していますが、2020年に正式にローンチする予定です。DigitalRealtyは、野心的な12MWの高層データセンターの建設を計画しています。

エクイニクスは現在、25か国53の都市に200以上のデータセンターを所有しています。

Data Center Dynamics

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