Facebook、オレゴン州プラインビルに9番目の施設の構築開始

Facebookの米オレゴン州プラインビルのデータセンターキャンパスで9番目となる施設の建設が始まりました。

これで、 同社のこの地域への投資額は全体で20億ドル以上に達したと、同社はサイト上でコメントしています

施設の規模は約450,000平方フィート(40,000平方メートル)で、2023年には稼働開始が予定されています。

オレゴンの魅力

プラインビルキャンパスに新施設が追加されることで、総設置面積は約400万平方フィート(400,000平方メートル)に到達します。

同社は次のように述べています。「今週、この新施設の建設は開始された。ゼネコン業者と緊密に協力し、Covid-19への適切な対策を実施し、すべての関係者の安全を確保する。」

「我々のチームと地域コミュニティの健康と安全は、引き続きの優先事項である。」

「素晴らしいパートナーになってくれてありがとう、プラインビル、クルック郡、そしてオレゴン!我々は地域コミュニティの一員であることをとても光栄に思い、今後もこの強力なパートナーシップの継続を楽しみにしている。」

– shutterstock

この拡張は、主に州が提供する寛大な減税措置によるものです。The Oregonianのレポートによると、税控除により、プラインビルでの当初6年間の固定資産税を約7,400万ドルも節約できるとしています。

2017年、DCDはFacebookの更なる2サイトの追加計画を報告し、翌年には約7億5,000万ドルを投じる別の施設について報告しました。

これらの拡張により、同社のサイトでの総設置面積は320万平方フィート(300,000平方メートル)以上に達し、Facebookで最大のデータセンターの場所となりました。

オレゴン州の税制上の優遇措置により、過去10年間に数々の大規模データセンター企業が同州に移動し、施設の建設を行いました。

NTT Ltdは2月、オレゴン州ヒルズボロに144MW規模のデータセンターキャンパスの建設を発表しました。以前はRagingWireとして知られていた同社のアメリカ部門がプロジェクトを監督しています。

ほぼ同時期に、QTS Realty Trustは、ヒルズボロにもある大規模な ハイパースケールデータセンター キャンパスの着工を開始しました。Amazonなどのより巨大企業もこの動きに参入しています。昨年、同社はオレゴンで7番目となるデータセンターキャンパスを建設する見返りとして、15年間にわたる固定資産税の完全免除を受けました。

Data Center Dynamics

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