Iron Mountainが100%再エネのフェニックス第2センターを開設

米アリゾナ州で最終的に100MWの計画

データストレージベンダーの米 Iron Mountain社は、 米国アリゾナ州に第2データセンター(AZP-2)を開設しました。電力利用については100% 再生可能エネルギー の取引により賄われます。

同社は現在、米アリゾナ州フェニックスの2つのサイトを含め、合計で14のデータセンターを所有しています。今回完成したフェーズ1では4MWの電力容量を供給します。最終的には、施設は3階建、530,000平方フィート(49,200㎡)の総床面積となり、48MWの電力を供給できるようになります。

全体で40エーカー(約160,000㎡)のキャンパスには予備の敷地もあり、全ての開発が完了した暁には100MWをサポートできるようになると同社はコメントしています。このサイトは送電線から電力を供給されていますが、再生可能エネルギーの電力購入契約を締結しており、電力使用は100%再生可能エネルギーで相殺されます。

新施設AZP-2は、既設のAZP-1( 昨年IO Data Centersの買収時に取得した588,000平方フィート(55,000㎡)の建物)と同じキャンパス内に建てられました。

Iron Mountain社のデータセンター部門EVP兼GMのマーク・キッド氏は、プレスリリースで次のように述べています。「AZP-2は、我々のグローバルデータセンター基盤を強化し、米国西部地域の顧客の需要に応える能力を強化します。」

– Iron Mountain

米国内で、アリゾナ州は自然災害に見舞われるリスクが最も少ない地域です。不動産投資のCBREによると、フェニックスは、2018年に米国内で北バージニア州に次いで2番目に多くデータセンターをリースした州であったようです。

Data Center Dynamics

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