NTT、2018年インドにデータセンターを2施設開設予定

NTT Comのインド拠点の総面積は335,280平方メートル

NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、総額1億6,000万米ドル以上をインドのデータセンターに投資する予定です。対象のデータセンターは、ネットマジック社の子会社を通じてムンバイとバンガロールの1施設ずつです。データセンターは既に着工しており、両方とも2018年4月には稼動開始予定です。

ムンバイとバンガロール

ムンバイのデータセンターは2,750ラックと22メガワットの電力を、バンガロールは1,500ラックと15メガワットの電力を収容します。完全にビルドされると、これらのデータセンターは総床面積を約152,400平方メートル増やし、これにより、NTT Comの総面積は335,280平方メートルになります。

この新しいデータセンターに関する最新情報は、NTT Comが関連会社であるNTTコミュニケーションズ・インド・ネットワークサービシーズ(NTTCINS)を通じてインドで国際データネットワークサービスを開始したというニュースと同時期に報じられました。これは、NTT Comが日本のICTプロバイダとして初めて仮想ネットワーク企業を買収して、国際長距離(VNO-ILD)ネットワークライセンスを取得したわずか数か月後のことです。

「インドは、従来の企業データセンターからクラウドベースのサービスへのITサービスの移行を加速させる重要な戦略的市場です」とNTT Com社長庄司氏は述べています。NTTのインド事業は毎年35%コンスタントに成長しているとも補足しました。

「今のデジタル時代には、弾力性と拡張性のあるITインフラ基盤のバックボーンに対する継続的な需要があります。我々は、お客様のダイナミックなビジネス要件に応えるために先頭に立って進化してきた豊かな歴史があります。ネットマジック社のMD兼CEO、サンギ氏は次のように述べました。

「私たちの戦略は、この需要に対応し、我々が提供するネットワークサービスの信頼性を高めること、豊富なITインフラ基盤を備えた我が社のICT顧客に最大の接続性を提供し生産性の向上を可能にすることです。この2つの新しいデータセンターにより、ネットマジック社はインド最大のデータセンターサービス企業の1つになります。

-Data Center Dynamics
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