NTT Comが大阪第7データセンターを開設

関西地域で最大のデータセンターの1つ

NTTコミュニケーションズ(NTT Com:NTTコム)は、今週末、12月1日に大阪第7データセンターを開設します。

大阪府茨木市に設立されたこのデータセンターは、大阪、京都、神戸などの主要都市に簡単にアクセスできます。第1フェーズでは3,800 ㎡ のITスペースを提供し、最終的には9,500㎡ / 4,200ラックまで拡張され、関西地域での急増する需要に対応するとNTTコムは述べています。

大阪第7

大阪第7センターは、工期を最小限に抑えるモジュール設計のデータセンターキャンパスとなります。サーバールームは、 GPU サーバーなどを含む20kW以上の電力を消費する高火力サーバーに対応可能な 壁吹出し方式 空調が採用されています。

この施設は、高度な高電圧直流( HVDC )給電システムが採用され、NTT Comによると、信頼性を保証し、標準のAC給電に比べて電力損失が約20%抑えられるといいます。

他には、大阪第7センターは免震設計を特徴としており、地震が発生した場合に建物や顧客の機器への影響を最小限に抑えます。また洪水災害の影響が少ない立地に建てられています。

日本は、環太平洋火山帯という世界で最も活発な地震発生地帯に位置しています。

2020年2月から、大阪第7センターの顧客は、NTT ComのNexcenter Connect Metroサービスにアクセスし、大阪 リージョン の他のNTT Comデータセンターに安全に接続できるようになると、NTT Comは声明で述べています。

日本のデータセンター事業は年率約7%で着実に成長しており、2018年の市場規模は約5,400億円になります。

9月にNTTはグローバルに展開する各データセンター子会社のブランドを統合し、 ロンドンに本社を置く単一の事業体としました。

Data Center Dynamics

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