ウガンダのデータセンターが6月に竣工予定

この新しい施設は地元住民に多くの経済的機会を開く可能性がある

ウガンダの首都カンパラ郊外で、同国の未熟なデジタルインフラの開発を支援する目的で、6月に新しいデータセンターのオープンが予定されています。

Raxioのウガンダ施設は1.5MWの容量を持つ コロケーション 施設として提供され、ウガンダの企業(すなわち金融機関)や政府機関に向けて売り込まれます。Uptimeの Tier III仕様を満たすように設計されたこの施設の建設計画は2018年に発表されました。当初は2019年にオープンの予定でしたが、2020年6月まで延期されていました。

アフリカのデジタル

アフリカでのインフラプロジェクトにフォーカスする米国の投資グループのRoha社は、Raxioというブランド名でアフリカで一連のデータセンターを構築しています。ウガンダ他に施設を建設するために、First Brick Holdings Groupというデータセンター子会社を設立しました。

First Brick Holdingsは、エチオピアにもRaxioデータセンターを建設しています。そして、今後3年間で、Raxioはアフリカ大陸全体で10施設の運用を目指しています。

African Businessのレポートによると、アフリカ人がアクセスしたいインターネットコンテンツの多くは現在遠く離れた場所に保存されているため、 レイテンシ (待ち時間)が問題になっているといいます。この新しいデータセンターは、この問題を解決する手段となります。

カンパラ市街 – shutterstock

民間企業はデータを自社サーバに保存することがありますが、メンテナンスが難しくコストが掛かるため、ウガンダ企業はデータセンターを借りるだけでよいと判断する可能性があります。

このRaxioデータセンターは「 キャリアニュートラル 」であり、ユーザーはさまざまなプロバイダーに接続することができます。

Data Center Dynamics

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