富士通がRE100に参加、2050年までに再生可能エネルギーの100%利用を約束

ますます多くの日本企業が環境保護に参画

民間企業が事業活動に再生可能エネルギーを100%使用することを奨励する国際的なイニシアチブ RE100 に富士通が参加することになりました。

多国籍IT機器およびサービスを提供する日本の富士通が、国内外において2050年までにこの指標を達成することを目標に掲げました。中間目標は2030年までの40%達成ですが、いずれにしても、現在のわずか7%利用からの増加を図ります。

同社によると、このプロセスは国外にあるデータセンターで始まり、 再生可能エネルギー 源からの電力調達の拡大をしていくそうです。

2050年はかなり先

「RE100への富士通の参加を歓迎します」と述べたのはThe Climate GroupでRE100の代表を務めるS・キミンズ氏です。「日本企業が再生可能エネルギーを100%利用することに海外の企業と共に尽力する、というメッセージを送る大事な時期に、彼らのコミットメントを見ることができました」

Nikkei Asian Reviewによると、コピー機メーカーのリコーが先駆けとして2017年4月に参加して以来、ますます多くの日本企業がRE100に参加しています。

RE100に参加している日本企業は合計10社です。2020年までに最低でも50社の参加をキミンズ氏は期待しています。

世界的には140社がRE100に参加しています。その中にはApple、BT、eBay、Equinix、Facebook、Google、HPE、Infosys、Iron Mountain、Microsoft、Rackspace、SalesforceそしてSchneider Electricらが含まれています。再生可能エネルギー利用100%達成の目標時期は各社で異なりますが、AppleやGoogleのように既に達成した企業もあります。

富士通は、自社製品を通じて気候変動対策にも寄与することも考えており、エネルギー管理とストレージソリューション用に今後も研究開発および技術試運転を継続します。

– Data Center Dynamics
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