Acer – Asetekの液体冷却技術を高密度サーバーへ採用

他のOEMと直接契約

台湾のAcer社は、AltosデュアルSkylake高性能サーバーにAsetekの 液体冷却 技術を選択しました。規模の大きくはないAsetekが、データセンター市場の拡大を図りながら、NECをオリジナル機器メーカーとして契約締結をしたのはわずか数週間前のことです。

HPCの冷却

「Asetekの技術と設計の専門性が評価され、Acerに選ばれたことを嬉しく思っています。Acerは次世代の高密度・高ワット数のサーバー設計に液体冷却を組み込むことになります。AcerのようなOEMとの提携関係は、新興のデータセンター市場の開拓戦略にとっては重要な要素です」とAsetek社COOのJ.ハミル氏はこのように述べました。

Acerのサーバー製品事業部門GM、E.リン氏は付け加えました。「HPCとデータセンターにとって液冷がますます重要になっているため、Asetekの低圧力とサーバー設計への柔軟性は、冷却系の提携先をどこにするか、その選択において重要な差別化要因でした。」

高性能データセンター向けのAsetek液冷技術には、Rack CDU D2CギアとServerLSL(Server Level Sealed Loop)があります。
同社は、RackCDU D2Cが冷却エネルギーを50%以上節約し、密度を2.5倍から5倍に向上させると公表しています。

 



– Data Center Dynamics
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