Facebookがテキサス州の379MW 太陽光発電所に4億1600万ドルを投資

同社はプロジェクトへの唯一の投資家で、 生産エネルギーをShell Energy社と共有の予定

Facebookは、同社として最初の再生可能エネルギープロジェクトへの直接投資として、テキサス州アンドリュース郡の379メガワット太陽光発電所に4億1600万ドルを投資しました。

この投資によりProspero Solarプロジェクトのための資金調達が完了し、2020年の完成に向けての建設工事が開始されます。

このプロジェクトは、米国の再生可能エネルギーの開発企業であるLongroad Energy社によって構築されます。同社はすでに米国で684メガワットの風力発電・太陽光発電設備を所有しており、Facebookの397メガワットのサイトが加わることでLongroad社の発電容量は大幅に増加します。

昨年、Longroad社はテキサス州スター郡の283MWの Rio Bravo風力発電設備をSammons Renewable Energy社に売却しました。ほんの2週間前、QTS社(*米国のデータセンター事業者)はスター郡との間で、イリノイ州シカゴおよびニュージャージー州ピスカタウェイのDC設備の電力需要に対し100%の供給に向けての10年間の購入契約に調印しました。

Facebookのフォートワースキャンパス
– Facebook

Facebookは、4,600エーカーの当プロジェクトにおける唯一のタックスエクイティ(*注: 米国において再生可能エネルギーへの一般的な投資形態) 投資家ですが、農場で生産された再生可能エネルギーは、12年間の電力購入契約を締結したShell Energy North America社と共有します。

Facebookはすでにフォースワースにデータセンターを保有しています。この設備は2017年にオープンし、投資額は10億ドルを超えています。3月に州の助成金が発表され、全体で1億5000万ドルの投資のうち、1億ドルはサーバーに費やされました。

Facebookのエネルギー戦略マネージャであるPeter Freed氏は、次のように述べています。「Facebookは、再生可能エネルギーの目標を達成するために直接投資を行った最初の企業になることに興奮しています。このような投資がプロジェクトとの有意義な関わり合いの新しい手段になる事を願っています。これは一部の企業にとっては、これは長期の電力購入契約よりも簡単かもしれません。」

Data Center Dynamics

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