T5 Data Centersがソーラーアレイの構築を可能に

【再生可能エネルギーのパートナーシップはデータセンター建設事業に利益をもたらす】

米国アトランタに本拠を置くT5 Data Centers (T5) は ソーラーアレイ を構築する契約を締結しました。これはデータセンターの顧客に利益をもたらします。

T5 Data Centersの子会社のT5 Construction Services (T5CS)は、アトランタのソーラー企業であるCherry Street Energyとの提携を発表し、今後ソーラーアレイの製造支援をします。このパートナーシップにより、T5のデータセンター事業における 再生可能エネルギー の選択肢が増えることになります。

日出ずる

「この提携により、T5CSはグリーンエネルギーのサービスラインと再生可能エネルギーの専門知識を拡大します。これは、T5の中核となるデータセンター開発事業とクロスオーバーします」とT5のリリースでは述べられています。

T5 Data Centersは、 昨年出資者のIPIが Infomart ( ※注1) と一部の資産を合併してホールセール・コロケーションプロバイダーのStack Infrastructureを創設後、リテール向けのコロケーション事業にフォーカスしたデータセンターを所有し運営しています。その後、T5はバンクーバーのQuadReal社( ※注2)とのパートナーシップに向けて新たな投資を行いました。

T5のシカゴデータセンター
– T5データセンター

T5CSは2014年に設立され、ターンキーデータホール(※注3)の建設、施設のアップグレード、機器の調達、プロジェクト管理、北米での施設コンサルティングなどのサービスを提供しています。同社は米国の39の州で事業を行い、200件以上のプロジェクトを完了しています。

太陽エネルギーの費用対効果が高まり、それに対する理解が深まったため、この動きを取りました、と T5の開発・建設担当部門のEVPであるRobbie Sovie氏は述べています。 「太陽電池業界は過去5年間で大きな進歩を遂げました。システムは経済的かつ効率的になり、設置面積効率も改善され、面積当たりのワット数も増加しました。グリーンエネルギーはミッションクリティカルな分野で拡大し続けると予想しています。」

Data Center Dynamics

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