Lendlease、APACデータセンター向けに10億ドルの投資ファンドを設立

オーストラリアの不動産大手のLendleaseは機関投資家と提携し、アジア太平洋地域のデータセンターに向けて最大10億米ドルを投資する予定です。

パートナー契約について、Lendleaseが20% 、残りの80%は大規模機関投資家からの出資を予定していると述べています。投資家はまだ判明していませんが、オーストラリアのFinancial Reviewによると、 機関投資家はシンガポールの人物ではないかと報告しています。

Land lease

両者による当初の出資額は合わせて5億ドルになり、これをてこに最終的に10億ドルの出資を見込んでいます。Lendleaseは、開発、建設、不動産および投資の管理をまかされています。

彼らは、既設データセンター物件だけでなく、 Lendleaseがすでに大きな存在感を持っている市場を中心に、オーストラリア、中国、日本、マレーシア、シンガポールでの新規開発市場をターゲットとしています 。この契約は、今後の大幅な成長予測に基づいた、 Lendleaseのデータセンター市場への最初の進出になります。

LendleaseはDCDに、日本のデータセンター・プロジェクトにも関与していると話しましたが、機密上の理由により詳細を明かすことはしませんでした。

– Lendlease

「データセンタープラットフォームは、インフラス設備と通信に重点を置いているため、我々の戦略的に適している」と Lendlease CEOのTony Lombardo氏は述べています。

Lombardo氏はまた、「このパートナーシップにより、我々のプロジェクト管理 やデータセンターの設計・構築の実績を活かしつつ、この分野における成長とともに、主要な不動産事業者へと進化していきます。」と述べています。

当パートナーシップは関連する規制当局の承認の対象となっています。

Data Center Dynamics

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