Element Critical、シカゴの2つのデータセンターを買収

カリフォルニア州とバージニア州北部に続く第3市場に参入

米国の コロケーション プロバイダであるElement Critical(以前はCentral Coloとして知られている)は、シカゴ郊外のウッドデールにある合計195,000平方フィートの2つのデータセンターを買収しました。
価格は明らかにされていませんが、同社は両施設をアップグレードおよび拡張するために、さらに4000万ドルを投資する予定であると述べました。

「Element Criticalは、世界クラスのデータセンタープラットフォームを建設中で、シカゴへの進出は、我々の全国展開戦略においては自然なステップです。」と、同社のCEOであるKen Parent氏は述べました。

Element Criticalは、このデータセンターの以前の所有者名を公表していませんが、オンライン上で検索してみると、これらの施設は、DR事業を専門に展開するSungard Availability Services社によって使用されていたことが明らかなようです。

買収による成長を進める

サンフランシスコに拠点を置くElement Criticalは、シリコンバレーやバージニア州北部など、米国で最もホットなデジタルインフラ市場のいくつかにデータセンターを所有し、また運営しています。
それらのデータセンターは、フォーチュン100社を含む中規模~大規模の企業顧客のニーズに重点を置き、コロケーションマネージドサービス、およびコネクティビティを提供しています。

今回買収されるデータセンターは、コードネームCH1(711 N Edgewood Ave)とCH2(341 Haynes Dr)という、およそ1,000フィート離れた2つのデータセンターで構成されます。
両施設は、どちらもシカゴの都市部から西へ17マイル、オヘア国際空港からわずか2マイルのところにあります。

両施設は、合計111,000平方フィートの床面積を占め、最大15MWの電力容量を誇ります。それらは、シカゴ商品取引所、350 East Cermak(世界最大のデータセンターの1つ)と、市内にある主要なネットワーク接続施設へ、ファイバーケーブルを通じて直接つながっています。
2018年の半ば頃、Element Criticalは「国際的拡大を視野に入れつつ、米国各地の主要なプライマリー市場およびセカンダリー市場で毎年複数の施設を購入しながら買収による成長を予定している。」と述べていました。

– Data Center Dynamics
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