元Appleの技術者らがサーバー向けチップのNuviaを創設

サーバー向けチップ業界でIntelに対抗する新たな競合は、支援者からの数千万ドルもの投資の後に明らかになりました。

Nuvia社は、新たなレンジのデータセンター向けプロセッサの開発を計画しています。NuviaPhoenixは、競合他社よりも高速、効率的、かつ安全であることを目指しています。

同社の創設者、支援者、そして計画等の情報は、先週金曜日にNuviaがDell Technologies Capital(DTC)、Capricorn Investment Group、Mayfield、WRVI Capitalらからの総額5300万ドルの調達に関する発表があるまで明らかになりませんでした。更にNepenthe LLCからの追加支援も併せて発表されました。

チップの未来は彼らの肩にかかっている

米国カリフォルニア州サンタクラリタを拠点とするNuviaは、元AppleのエンジニアであったJohn Bruno、 Manu Gulati、そしてGerard Williams IIIの3名によって設立されました。彼らはiPhoneおよびiPadの心臓部のApple Aシリーズチップを含む3つの取り組みを主導していました。

Nuviaの創業者らはキャリアを通じて過去20個ほどのチップ開発に取り組み、合計で100件以上の特許を取得しています。

Nuvia社のCEOはWilliams氏が務めます。今回起業するまで彼はAppleのシニアディレクターで、10年近くCPUのチーフアーキテクトを務めていました。それ以前は、ARMで10年以上ARMフェローとして過ごし、ARMアーキテクチャレビューやテクニカルアドバイザリーボードに参加していました。

John Bruno, Gerard Williams III and Manu Gulati – Nuvia

Manu Gulati氏は、NuviaのシリコンエンジニアリングのSVPです。Nuviaを共同設立する前は、Googleのコンシューマ向けハードウェア部門のリードSoCアーキテクトでした。彼はまた、Appleでも多くのモバイルSoCを担当するリードSoCアーキテクトとして8年間を過ごしました。

John Bruno氏はNuviaのシステムエンジニアリングのSVPで、23年以上の業界経験があります。Nuviaを共同設立する前は、Googleのシステムアーキテクトを務め、それ以前はAppleで5年間過ごしました。彼は1996年にATI Technologies Inc.でASICデザイナーとしてキャリアをスタートし、いくつものモバイルGPUと統合チップセットを担当するASICチームリーダーになりました。

シリコンルネサンス

NuviaのCEO、Gerard Williams III氏は次のように述べています。「世界は、常時オンラインのリッチメディアエクスペリエンス、そしてユビキタス接続にますます依存するようになり、処理可能なデータよりも多くのデータを生成している。」

「このような増大するユーザーのニーズに応えるためには、コンピューティングパフォーマンスと電力効率のステップ関数の増加が必要です。ワールドクラスの投資家グループの支援を受け、高性能シリコン設計による新モデルを開発するタイミングはこれ以上ないでしょう。」

Dell Technologies Capital(DTC)のScott Darling社長は次のように述べています。「Nuviaの設立は、シリコンバレーで生まれた注目すべきイノベーションの代表例です。」

「最高の企業は、優れた実績を持つ創業者メンバーが集まり大きな課題を特定し、同時に彼らの成功を支援するために最高の投資チームを編成することから始まります。そのチームの一員として、NuviaにDTCのユニークな価値と市場レバレッジを提供することに注力しています。」

Data Center Dynamics

原文はこちら