Digital Realty、米バージニア州とオレゴン州の再エネPPAに署名

Digital Realtyは、米バージニア州北部の保有施設の一部で太陽光発電の長期電力購入契約( PPA )、そしてオレゴン州の施設に対しては再エネ電力の供給に向けて、公益事業者との Green Tariff (グリーン料金メニュー)の契約を締結しました。

これらの契約により、合計で227,000メガワット時(MWh)の 再生可能エネルギー がグリッドに追加される、と同社は説明しています。

今後は再生可能エネルギーの調達を優先

バージニア州北部の契約では、2020年後半に50MWのソーラー発電設備が稼働開始後にEngie North America社から毎年107,000 MWhの追加の再生可能なソーラーパワーが供給される予定です。

一方オレゴン州では、Portland General Electricが公益事業者によるGreen Future Impactプログラムの下、毎年約120,000 MWhの電力量をDigital RealtyのHillsboroデータセンターに供給します。 PGEは、不動産投資信託会社に代わって、州内で新たな太陽光発電や風力発電を調達しています。

「我々がポートフォリオを拡大する際には、新規の再生可能エネルギーの調達を優先します。各地域の市場では、インパクトがありつつも費用対効果が高い再エネソリューションを特定し実現するためのそれぞれ独自の過程がある。」 Digital Realtyの サステナビリティ 担当シニアディレクター、Aaron Binkleyはこのように述べています。

同社は、EMEA地域の全データセンターでは既に再生可能エネルギーによる電力調達を達成し、しかもそれは米国のコロケーション事業全体を十分相殺できるくらいの風力発電能力を有しているといいます。また、いくつかのカリフォルニア州北部の施設では、100% 再生可能エネルギー による電力を供給している、と述べています。

Data Center Dynamics

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