GoogleがPapillionデータセンター計画の黒幕であったと確認

Googleは今週金曜日、ネブラスカ州パピリオンの6億ドル規模のデータセンターの起工式を開催する予定です。

施設をめぐる地元当局との交渉は、コードネームProject Wizard と称して、ダミー会社のFireball Group LLCを通じて行われていました。しかし今年1月に、DCD はFireballとGoogleの関係性を明らかにしていました。

アイオワ州カウンシルブラフス近く

Pete Ricketsネブラスカ州知事は、オマハ市近くの275エーカー(111.3ヘクタール)の敷地で開催される起工式にパピリオン市長 David Black氏 とともに出席します。

このプロジェクトは18〜24か月の工期で、およそ30名の常勤雇用を必要とします。今年の初め、Google は全米のデータセンターとオフィス に対する130億ドルの建設計画を発表しました。 それにはこのネブラスカ州の施設やネバダ州とテキサス州のデータセンターも含まれます。

ネブラスカの新しい施設は、アイオワ州カウンシルブラフスのデータセンターキャンパスからわずか25 km(16マイル)の距離にあります。また、Facebookの巨大なパピリオンキャンパスと、Travelers Insuranceのデータセンターも近いです。

GoogleはようやくProject Wizard の背後にいたことは認めましたが、近隣の別のデータセンターの建設計画に対しての関係性は未だ明らかにしていません。

現在ネブラスカ州リンカーンで、Agate LLCというダミー会社が、データセンター用地を再区画するために役人と交渉を行っています。施設の想定費用は6億ドルで、これはGoogleが通常データセンターの建設費として見積もっている価格ですが、DCDはまだAgateとGoogleとの具体的な関係性は察知していません。

Googleは、他の多くのハイパースケーラーと同様、各地域のさまざまな地方公務員と税控除や土地の権利について交渉し、最良の取引条件のもとに次々にデータセンターの建設を進めています。

– Sebastian Moss

Data Center Dynamics

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