インテル、NAND及びSSD事業をSK Hynixに売却

SKハイニックスは、インテルのソリッドステートドライブ( SSD )事業、NANDメモリ チップ事業、および中国の大連メモリ製造施設を10.3兆ウォン(90億ドル)で買収します。

SKハイニックスは、買収を完了するために、2021年後半に70億ドル、2025年3月に更に20億ドルを支払う予定です。この買収に伴い、売却事業部門の従業員や研究開発スタッフはSKハイニックス移籍します。

Intel、記憶(memory)を失う

インテルはストレージ速度を改善するために設計されたテクノロジーシステムであるIntel Optane事業については引き続き維持します。インテルはまた、大連施設でのNANDウェーハの製造は継続し、2025年の取引完了までは、NANDフラッシュウェーハに関するすべての知的財産を保持します。

インテルのNAND事業は約28億ドルの収益を上げ、約6億ドルの営業利益に貢献しました。SKハイニックスは、年間約12億ドルの収益を期待しています。今回の動きを受けて、同社の株価は1.73%下落しましたが、過去最高値である87,000ウォン(76ドル)に向けて徐々に回復しています。インテルは、この取引により得た資金を、 AI 、 5G 、エッジなどの分野の長期的な成長機会に向けて投資すると述べています。

取引は引き続き規制当局の承認を通過する必要があります。

SKハイニックスのSeok-Hee Lee CEOは、次のように述べています。「NANDフラッシュ技術の革新をリードしてきたSKハイニックスとインテルのNAND部門が、共に新しい未来を築くために取り組めることを嬉しく思う。SKハイニックスは、お互いの強みと技術を活かし、お客様のさまざまなニーズに積極的に応え、事業構造を最適化し、DRAMに匹敵するNANDフラッシュ市場セグメントの革新的なポートフォリオを拡大していく」

一方、インテルのBob Swan CEOは、次のように述べています。「私は我々が立ち上げたNANDメモリ事業を誇りに思っており、SKハイニックスは、顧客、パートナー、および従業員の利益のためにメモリエコシステムを成長させてくれると信じている。インテルにとっては、この取引により、差別化されたテクノロジーへの投資に更なる優先順位を付けることができ、顧客の成功に向けての大きな役割を果たし、株主に魅力的な利益をもたらすことができるようになるだろう」

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