Panduitが高密度光ファイバシステムを発表

ラック内により多くのスペースを

パンドウイットが、高密度光ファイバ用のホワイトキャビネットシリーズをローンチしました。

新ユニットは、より多くの光ファイバを収容でき、床下スペースをより有効利用しつつ分配できるようです。 本体は白く着色されており、同社のマーケティング資料では、これにより データセンター のエネルギー消費を節約できるとしています。 今月の初めにロンドンで開催されたData Center Worldイベントで、同社はより具体的な収容密度の向上を示すことに熱心でした。

より収容密度を高めるか、施設を移動するか

「ホワイトキャビネットでエネルギー消費を節約できるビジネスケースはある。」とEMEAのファイバ・インフラストラクチャ・テクノロジーをリードするStephen Morris氏はDCDに語りました「私にとってエキサイティングな点は、光ファイバの高密度化だ。データセンターは次の5年に向けて本当に変化しつつある。顧客は拡張を検討しているが、物理的なスペースが確保されていないため、施設を移動する必要がある、と言う人もいる。」

パンドウイットのマーケティング部門によると、白いキャビネットは視認性が向上し、運用が簡単で、そして電力需要の削減にもわずかに貢献できると言います。「明るい色のキャビネットは、照明の反射が多く、明るい環境を作り出し、全体的な照明レベルを上げます。これにより、照明器具の使用を減らすことができ、器具の節約、継続的な照明電力負荷の低減、そしてエネルギーとメンテナンスに関わる諸経費の削減につながります。」

背高キャビネット(最大50U)、壁取り付け型ゾーンエンクロージャ、及び 上げ床 (※ フリーアクセスフロア )下設置用として設計されたゾーンエンクロージャなどのアプローチはすべて、高密度コンピューティングに必要な高密度光ファイバ環境を提供し、 そのレベルのコンピューティング環境が必要とするするラックスペースを無駄に消費しない、とMorris氏は言います。

床下ゾーンエンクロージャ – Panduit

魔法のクローゼット

パンドウイットには、3,000本のケーブルを主要できるHD Flex 壁取り付けキャビネットもあり、施設内に分散するケーブルに外部ケーブルを安全に融着できるようにするスプライストレイ付きです。「融着作業には多くのリスクが伴い、光ファイバは今や400倍もの価値があり、非常にしっかりとした作業手順であることを確認する必要がある。これは小さな魔法のクローゼットです。」

床下ゾーンエンクロージャは以前から存在していましたが、床下のスペースはアイルコンテイメントシステムへの空気循環のために必要です。高密度化が進んでいる今こそ、データセンターは、空気の流れに必要のないフロアスペースの箇所を探し始めている、と Morris氏は言います。

– Panduit

新型コロナウイルス関連:先週、米ジョージア州カミングにあるパンドウイットの工場は、従業員が新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の検査で陽性を示し、消毒のために一時的に閉鎖する必要がありました。Forsyth County News の報道によると、同社は声明で、従業員は自己隔離され、これ以上の症例は検出されず、今週には工場の稼働は再開する予定のようです。

Data Center Dynamics

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