デンバーデータセンターの停電により、北米日産のサービスが停止

生産およびディーラーは混乱

北米日産は、週末に起きたデータセンターの停電事故の影響を依然として受けており、米国、カナダ、メキシコのディーラー向けオンラインサービスが停止しています。

同社は、どのような理由で障害が発生したのか、なぜバックアップがされていなかったのかについてのコメントはしていません。 しかし、顧客情報は漏洩していないと声明で述べています。日産は電子商取引システムを利用できないユーザーへは支払い遅延罰則を免除するとしています。

ダウンシフト

「日曜日にデータセンターで停電が発生したため、日産及びインフィニティの取り扱いディーラーにとって不可欠な業務システムが停止した」と日産はTwitterでコメントしていました。 Automotive News は、同社のデータセンターはデンバーにあると伝えています。 停電自体はすぐに回復したようですが、業務システムはダウンしたままでした。

日産は、システムの一部は水曜日に復旧したと言っていましたが、木曜日のツイートでは、依然として一部のディーラーはオンラインサービスによる自動車や部品の注文ができていないという。またリコールや保証請求のためにシステムにアクセスすることも不可能な状態です。

「データセンターの停電は既に復旧したが、一部のお客様はオンラインサービスを使用できません。」とコメントを残しています。

– carlogos.org

報告書によると、この障害は米国、カナダ、メキシコ全土に影響を与え、関連製造業者とディーラーに大打撃を与えています。

障害がどれくらい続くかに関して「現時点でははっきりとした時期は言えませんが、影響を受けるサービスを可能な限り迅速に復旧するために現在取り組んでいます。」 と日産は以前のツイートでこう述べています。

一部のディーラーは手動の処理でなんとか営業を継続できているが、新しい自動車や部品の注文はできてないようです。

Data Center Dynamics

原文はこちら

日産は北米での販売不振の影響で収益が悪化しており、先日もグループ全体で1万人規模の人員削減計画を発表したばかりです。その矢先の今回の障害で、今後の影響が心配です。

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