英国DataCenterDynamicsのGreg氏による講演会が開催

「アセスメントを工夫することで、データセンターの可用性は改善されるのか」

先月4月20日(木)、英国DataCenterDynamicsよりGreg sherry氏が来日し、
「アセスメントを工夫することで、データセンターの可用性は改善されるのか」
といった切り口から、DCが直面する課題の解決をテーマに講演会を開催しました。
講演会では、今後データセンターの評価基準がどのように変化・多様化していくかといったトピックが取り上げられました。

今回のイベントは、DC業界で活躍する多くの関係者に向けて開催され、
当日はDC事業者・クラウド事業者・メーカー・ユーザーの皆様など20名を超える参加者が集まりました。
イベントでは、講演会やネットワーキングを通じてこれからのDC設計・運用についてや、
日本のデータセンター業界の課題など、幅広く意見交換が行われました。イベントに参加した方者からは、

-海外のデータセンターのトレンドについて実際に携わっているキーパーソンから聞くことができた
ー普段とは異なった視点での可用性向上のアプローチの話が有意義だった
ーDC管理フローの評価基準化が、現実的に進行していることを理解できた
ー様々な専門分野の人が集まり、異なる切り口で話を聞けた
ー「動的な構造物」であるDCに対応していくための考え方を学べた
-トラブルの原因についての掘り下げ、継続的な対策のための考え方が理解できた。

など好意的な声が聞かれた一方で、
ーより日本の現状に即した話が聞きたい
ー電力空調の運用設備や、 OCP の未来について聞きたい

といった、日頃抱いている疑問や要望も聞こえました。

プレゼンターのGreg氏は、「各人、日頃感じている疑問や悩みをなかなか相談する場所がなかったり、個人や会社名を公開しづらい業界であることも理解していますが、今回のように幅広く情報交換ができる機会は間違いなく魅力的です。」と、意見交換ができる機会をどれだけ築いていけるかが大切だと振り返りました。

■DataCenterDynamics
DataCenterDynamics(英国)は、全世界のデータセンター最新情報の配信や、eラーニングとクラスルームでのデータセンタートレーニングを世界中で提供しています。今回来日した Greg氏は、データセンターのエネルギー効率における第一人者であり、同社が提供するエネルギー効率最適化資格 (EEBP)の開発者でもあります。
http://www.datacenterdynamics.com/

■DCProfessional Developmentについて
DCProfessional Developmentはeラーニングとクラスルームでのデータセンタートレーニングを世界中で提供しています。
コースの内容は、業界の専門家による国際的なネットワークを通じ、最新の教育技術を用いて開発、提供されています。
世界水準で認証されたトレーニングコースは、データセンターの現場において実際に直面しているさまざまな要求事項に対応しています。

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