Meta、テキサスで240MWの太陽光発電PPAを締結

Facebookを運営するMetaは、テキサス州の太陽光発電所からエネルギーを調達するための新しい電力購入契約(PPA)を締結しました。

Avangridは今週、Metaがテキサス州フォールズ郡で現在開発中の240MWのTrue North太陽光発電所からオフテイクすることを発表しました。

Avangrid の CEO である Pedro Azagra は、「私たち Avangrid と同様に、米国のエネルギー転換を加速させることに強いコミットメントを持つ Meta のようなパートナーとこの契約を締結できたことを誇りに思います」と述べています。「True Northのようなプロジェクトによって、私たちは、米国が野心的なクリーンエネルギー目標を達成するのを支援すると同時に、質の高い雇用を創出し、地域経済を強化するという使命を果たし続けています。」

True Northは、Avangrid社にとってテキサス州初の太陽光発電所であり、2025年初頭までに稼働する予定です。Iberdrolaの一部である同社は、8.6GWの再生可能エネルギー設備容量を持ち、そのうち1.1GWの太陽光発電プロジェクトが稼働または建設中です。また、太陽光発電、陸上風力発電、洋上風力発電、バッテリーエネルギー貯蔵など、25GW以上の開発中パイプラインを有しています。

Meta社の再生可能エネルギー部門責任者であるUrvi Parekhは、「Avangrid社とのパートナーシップを拡大し、テキサス州の現地事業をサポートするために新しい太陽光発電を導入できることをうれしく思っています。True Northは、当社の100%再生可能エネルギーへの取り組みを支援し、この地域へのさらなる投資と雇用を意味します。」

Meta社はPPAを数多く購入しています。ここ数ヶ月、同社はBPおよびDESRIと太陽光発電のPPAを締結し、以前はEDP Renewablesとテキサス州でPPAを締結しています。

Metaは現在、テキサス州のフォートワースでデータセンター・キャンパスを運営しています。同社は2015年に260万平方フィートの施設に着工し、2017年にオンライン化しました。

2022年3月、同社は同州のテンプルにある2つ目のデータセンターの計画を発表しました。True Northの太陽光発電所があるフォールズ郡は、テンプル市とベル郡に隣接しています。

しかし、テンプルにあるのは、AIワークロードに対応するために全社的にデータセンタープロジェクトを「再整理」する中で、一時停止された拠点のひとつでした。2022年春に着工するテンプルデータセンターは、900,000平方フィート(83,600平方メートル)の広さになる予定でした。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。