NokiaとNTTが、テキサス州ブラウンズビルでプライベート5Gのために提携

両社による初の北米展開

NokiaとNTTデータが、テキサス州ブラウンズビル市にプライベート5Gを導入するために提携しました。

ブラウンズビル市は今年9月、プライベート5Gワイヤレス接続の導入にあたり、NTTを初めて選定しました。NTTデータは今回、空港やスマートシティなどの主要セクターでプライベート5Gを推進するための幅広い協力関係の一環として、Nokiaと提携しました。

ブラウンズビルは、Nokiaの5G無線アクセスネットワーク(RAN)、グローバルに利用可能なNTTのプライベート5G Network-as-a-Serviceプラットフォームを活用します。

両社の提携は、クリティカルなビジネスや自治体運営のための信頼性の高い最新の接続ソリューションに対するニーズと需要の高まりに対応するものであり、すでに主要顧客で成功を収めているとのことです。

ブラウンズビル市の最高情報責任者であるJorge Cardenasは、次のように述べました。 「ブラウンズビルは著名なハイテクハブとして成長を続けており、プライベート5Gネットワークの導入は不可欠です。この最先端のネットワークは、より高速な接続性を提供し、新たな技術の採用を促進します。プライベート5Gを優先させることで、ブラウンズビルを技術革新と経済発展において優位に立たせることができます。」

NokiaのRAN責任者のMark Atkinsonは、「Nokiaのプライベート5G RANとNTTデータの技術サービスを組み合わせることで、幅広い用途に対応する理想的なプラットフォームが構築されます。私たちは、さらなるイノベーションを共に成し遂げることを楽しみにしています。」と述べました。

これは、2社にとって初の北米展開となります。NokiaとNTTはすでに、ドイツのケルン・ボン空港と、ドイツ最大の空港運営会社であるフラポートAGにプライベート5Gソリューションを提供するため、協力しています。

NTTデータは、世界中の顧客にビジネスおよび技術サービスを提供しています。同社は今年初め、FBIのITサービスの主契約者に選ばれました。

Nokiaは先月、ベトナムでのViettel Groupの5G展開をサポートする契約を発表し、 ニュージーランドの Sparkが同国で5Gサービスを拡大するため、過半数の5G RANパートナーに選ばれました。Nokiaはまた、イラクのZainと、同キャリアのネットワークをアップグレードするために3年間の契約を結びました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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