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あつ森でデータセンターを学ぶ2【特集】

昨年1年前に思い付きとノリで執筆してみた「あつ森でデータセンターを学ぶ」記事が思いのほか皆様からの反響をいただいており、大変嬉しく思っています。

最近ではニュースなどでも話題になることが少しずつ増えてきましたが、いままで当事者・業界関係者以外にあまり語られることが少なかった「データセンター」というものを、世界的な大ヒット作品となった「あつまれどうぶつの森」を題材にすることで、今まで興味が無かった人たちにも知っていただけるきっかけになるのでは?とのアイデアで始めた企画でした。

昨年5月にはデータセンター運用にフォーカスした別シリーズの「あつ森でデータセンター運用を学ぶ」も公開させていただきましたが、今回本編である「あつ森でデータセンターを学ぶ」のパート2をお届けすることとなりました。

2021年11月にリリースされた追加コンテンツ「ハッピーホーム・パラダイス」のお陰もあり、前作パート1よりも多少クオリティアップした第二弾をお楽しみください。

【データセンター施設内部】

それでは再びデータセンター施設内の各設備を回ってみましょう。

受付

日常的にデータセンターで作業をされている方は慣れているかもしれませんが、データセンターへの入館は、事前申請から当日の受付での手続きが結構煩雑です。データセンターによっては、初めて入館する場合、指紋や虹彩などの生体認証の登録をしなければならないところもあります。
ユーザーが借りているラックの物理鍵の受け渡しを行うサイトでは、更に鍵受け渡しの申請書類に記載を求められることもあります。

特に混雑する朝の時間帯では、このような一連の入館手続きに時間がかかってしまいがちです。また、コロナ禍以降では、従来からの身分証の提示や持ち物検査などの通常チェックに加え、検温やアルコール消毒なども義務付けられ、煩雑さが増しています。

とはいえ、セキュリティを万全にしなければならないデータセンターでは、これは仕方ない事ですね。

セキュリティゲート

入館手続きを終えれば自由にデータセンター内を徘徊できるわけではありません。受付で渡されたIDカードや、受付で登録した生体認証により、それぞれの入館者にはアクセス可能な区画が制限されています。データセンター内にはいくつものサーバールーム(またサーバールーム内で更に区画を分けるケージがある場合もある)が設けられており、入館者は目的のサーバールームに立ち入るために、セキュリティゲートを通過する必要があります。

セキュリティゲートにもいくつか種類がありますが、「サークルゲート」と呼ばれる、人一人しか入れない円筒状のゲートが有名です。これは、センサーや体重検知により不正な共連れ(=2人以上が同時に通過する)を防止する仕組みや、すれ違い逆通行を防止するアンチパスバック機能、あるいはゲート内に閉じ込められた状態で本人認証が完了しない限りゲートが開かなくなるといった万全なセキュリティ機能が設けられています。

ちなみに筆者は以前、指紋や虹彩認証が何度も失敗し、サークルゲート内に1~2分閉じ込められた事があり、インターフォン越しにオペレーターの指示に従い操作を繰り返し、焦りましたがなんとか通過できたという苦い思い出があります。

リフレッシュルーム

データセンターでの作業はストレスがかかります。

そこで、唯一のオアシスともいえるリフレッシュルームは過酷な作業で疲れたエンジニアの心身をリフレッシュする場所としてとても重要な設備といえます。

データセンター各社はリフレッシュルームにさまざまな趣向を凝らしており、バーやスポーツジムを設けたり、キャンプ場のような解放感のあるスペースにしたり、サーバーの廃熱を活用した足湯を設けているデータセンターもあったりと、様々です。

コンクリートむき出しのサーバールームで働いたエンジニアを癒すにはグリーンを配置するのも良いですね。最近ではフェイクグリーン同様メンテナンスが事実上不要のリアルグリーンの製品もあります。

【参考製品】 メンテナンス不要のリアルグリーンをデータセンターに「スカンディアモス」

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