あつ森でデータセンター運用を学ぶ【特集】
現代社会には無くてはならない存在である データセンター 。しかし、その実態を知る人はごく一部の業界関係者に限られ、一般の人々にはなじみがありません。
また、最近ではクラウド技術の発達により、ITインフラもソフトウェア的に管理 するようになりました。よって、第一線で働くクラウドエンジニアでさえ、データセンターに足を踏み入れたことがない人もいるようです。
そこで今回は、前回記事「あつ森でデータセンターを学ぶ」に続く第二弾として、データセンターを支える人たちがどのように日々運用を行っているのか?について、わかりやすく簡単に解説していこうと思います。
データセンターの重要性
データセンターとは皆様が日々仕事や娯楽で使っているインターネットや、様々なネット関連のサービスを支える重要社会インフラです。これは電気・水道・ガスといったインフラと同じくらい重要なものとなっています。
例えば…
- 仕事ではOffice365でメールやり取り、会議はZoom
- インターネットでの探し物はGoogleで検索
- Amazon、楽天などでオンラインショッピング
- Apple Musicで音楽を楽しむ
- NetflixやHuluで映画鑑賞
- Facebook、Instagram、TwitterなどのSNSでコミュニケーション などなど…
もちろんこれら代表的なサービスだけでなく、ありとあらゆるサービスはデータセンターから配信されています。
データセンターが止まると、これらのサービスにも大変な混乱が生じてしまいます。そこで、データセンターの運用チームは、安定的に、効率よくデータセンターインフラを維持すべく日々奮闘しています。
データセンターの運用とは?
データセンターの運用と一言でいっても非常に多岐にわたります。
まず、業務のカテゴリとしては大きく「設備(ファシリティ)」と「IT」の二つに分類されます。設備側では、電源設備や空調設備などの維持管理を行ったり、ラックやケーブリングを準備して、ICT機器が正常動作できる環境を整えたりします。
一方、IT側は、サーバーやストレージ、ネットワーク機器などを導入し、サービスが適切に動作するよう設定が施されます。そのうえで、サービスを24時間365日止めないよう、日々アップグレードなどのメンテナンスが繰り返されます。
データセンター内のあらゆる設備は常時監視が行われており、もし何らかの障害が発生した場合、すぐに対応できるようデータセンターの現場には昼夜を問わずサービススタッフが常駐しています。
では早速、具体的に解説していきます。
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