バミューダ諸島のParadise、優先クラウドプロバイダーにAWSを選定
バミューダ諸島の通信事業者Paradise Mobileは、Open RAN 4Gおよび5Gネットワークの構築を支援する優先クラウドプロバイダーとして、Amazon Web Services(AWS)を選択しました。
このパートナーシップにより、Paradise社はデジタルプラットフォームのワークロードにAWSを活用し、無線コアとOpen RAN DUおよびCUワークロードをホストするAWS Edgeサービスを島全体に展開する契約を締結しました。
これは、バミューダ諸島における新参企業であるParadise Mobileがネットワークの電力供給を支援するためにMavenir Telecomとの契約を締結してから数カ月後でのことです。
Paradise社は、この提携により、IoT業界のローカル企業に、最先端の製品やサービスを迅速に開発、テスト、展開するために必要なツールやインフラを提供することにもなると述べています。
Paradise Mobileの共同創業者兼CEOであるSam Tabbara氏は、「Amazonは、当社のビジョンと価値観を共有し、バミューダで展開したい革新的な新製品やサービスのロードマップを大幅に加速させる能力を持つ、戦略的長期コラボレーターで あると考えている」と述べています。
「この関係により、私たちはお客様に最高の体験を提供し、バミューダとその先にある IoT イノベーションのハブを作ることができるようになる」と、Tabbara氏は付け加えています。
Paradise社は、他のCARICOM市場への展開も視野に入れており、これに関する発表も近いうちに行われる予定です。
Paradise社は、DigicelやOne Communicationsに対抗するため、元Bell CanadaのTabbara氏が2019年に共同設立し、今年中に同国でのサービスを開始する予定です。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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