Google、インドで2番目となるデリーのクラウドリージョンを開設

Google Cloudは、インドにおける2つ目の拠点として、デリーのナショナル・キャピタル・リージョン(NCR)を開設しました。

これは、同社の2017年のムンバイでのリージョン開設に続く動きです。

Googleは以前、 リージョン については地理的に異なる3か所の データセンター で構成されると定義していましたが、徐々にその定義を緩めてきました。

現在では、リージョンは3つのゾーンで構成されているとしています。「ゾーンとリージョンは、1か所または複数の物理的なデータセンターで提供される基礎的な物理リソースを論理的に抽象化したものである」と説明しています。

「これらのデータセンターは、Google自身が所有し、Googleのデータセンターロケーションページに掲載されている場合もあれば、サードパーティのデータセンタープロバイダーからリースされている場合もあります。

デリーの3つのゾーンのうち、どれだけの数がサードパーティからリースされた施設内にあるのかは不明です。

Google Cloud IndiaのマネージングディレクターであるBikram Singh Bedi氏は次のように述べています。「インド企業とグローバル企業の双方が、顧客に向けて可用性の高いアプリケーションを構築できるよう設計されたデリーNCRリージョンは、インドで2番目、アジア太平洋地域では10番目となるGoogle Cloudリージョンである」

尚、Bedi氏は、AWSで6年間インドでの戦略を担当した後、今年2月にGoogleに入社しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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