オラクル、10億ドルのコスト削減と数千人の人員削減を検討

TikTokのホスティング強化やCernerの買収完了の矢先に

オラクルは直近で、数千人のレイオフを含む10億ドルのコスト削減案を検討しているようです。

The Informationによると、この人員削減は米国とヨーロッパを拠点とする従業員に偏った影響を与えるだろうとしています。

同メディアは、この問題に詳しいオラクル幹部のコメントを引用し、人員削減の対象には、カスタマーサービスやeコマース機能を自動化するソフトウェアのマーケティングに携わる従業員も含まれると指摘しています。

この人員削減案は、早ければ8月にも開始が検討されており、これは同社が他分野での支出を増やしている中で行われます。

同社は、トランプ大統領(当時)が中国のソーシャルメディアプラットフォームを排除しようとし、トランプ氏の資金提供者が運営するクラウドプロバイダーに移行させた後、顧客として獲得したTikTokにサービスを提供するために、クラウドサービス事業への投資を進めています。

また、オラクルは先月、 同社として過去最大の買収である医療IT企業のCernerの283億ドルでの買収を完了しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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