Google CloudがAnthos for Telecomを発表

5G、EdgeでAT&Tと提携。Anthosを通信業界向けに最適化

Google Cloudは、Anthosクラウドアプリケーションプラットフォームをモバイルネットワークエッジ向けに最適化したAnthos for Telecomを発表しました。

昨年発表されたAnthosは、Google Cloud Services Platformに基づいています。クラウド環境やGoogle Kubernetes Engine(GKE)On-Prem(オンプレミス環境)のどちらでも利用できるAnthosは、Google CloudとAmazon Web Services(AWS)やAzureなどの競合クラウドでも同じインターフェースを使用しワークロードの管理が可能です。

今回の発表とともに、同社は、通信業界が5Gの可能性を活用し、コアテレコムシステムの運用効率を向上させるための戦略を発表しました。 Google Cloudは、小売業、製造業、輸送業などの業界向けの5G エッジコンピューティングソリューションのポートフォリオをテストするためにAT&Tと提携すると述べました。

「我々はGoogle Cloudと協力して次世代のクラウドサービスを提していく。」とAT&T BusinessのEVP兼CMOを務めるMo Katibeh氏は述べています。 「5Gを含むAT&TのネットワークエッジとGoogle Cloudのエッジコンピューティングテクノロジーを組み合わせることで、クラウドの真の可能性を引き出すことができる。この連携により、クラウドとエッジテクノロジーは、 企業に全く新しい体験世界を作りだすツールを提供するという現実に我々を近づけるだろう。」

Anthosの拡大

ブログ記事で、Google Cloud社のCEO Thomas Kurian 氏は次のようにコメントしています。「Anthos for Telecomは、Androidがモバイルアプリケーション向けのオープンプラットフォームを提供するのと同様、ネットワークアプリケーション向けのグローバルなオープンプラットフォームとして機能する。」

Anthosは、マルチクラウド環境をサポートするGoogle Cloudの戦略的移行を表し、プログラムAPIが付属しています。新規のクラウド構成では、管理するすべてのシステムを一度に作成し適用できるため、企業は実際のワークロード環境に関係なくシームレスな管理を実現できます。

– shutterstock

Anthos for Telecomと当初発表されたAnthosとの違いに関するDCDからの質問に対し、Google Cloudのエンジニアリング部門VPのEyal Manor氏は、Anthosは2つのレイヤで構成されている点であると説明しました。オープンAPIを備えた上位レイヤの変更は無いが、チームは内部の大幅な改善を行った、と彼は説明しています。

「Anthosを異なるエッジ環境に適用するにあたり、我々はネットワークスタック上で非常に反応時間が遅い箇所の再設計を行う必要があった。これには、ストレージやネットワークなどの領域や、GKEと統合する方法なども含まれる。通常のエンタープライズアプリケーションと異なる5Gのようなサービスをサポートするため、かなり高速なネットワークのスループットを実現するために、我々はこの分野に対し最も投資を行ってきた。」

Data Center Dynamics

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