Princeton Digital Group、さいたま市の48MWデータセンターを上棟

100MW キャンパスの第1フェーズは来年完成予定

Princeton Digital Groupは、東京近郊のさいたま市の100MWのデータセンターキャンパスの最初の建屋の上棟を行いました。

同社は今週、LinkedInで次のように発表しました。「本日、PDGの主要なグリーンフィールドプロジェクトであるTY1フェーズ1(48MW)の上棟式を執り行いました。これは重要な節目であり、TY1の全体的な立ち上げの進捗において大きな前進を意味します。この重要なマイルストーンを記念して、このマイルストーンの達成に大きな役割を果たしてくれたパートナーのLendleaseにも感謝したいと思います」

LendleaseとPrinceton Digital Group(PDG)は、2021年6月に東京に100MWのキャンパスを建設する計画を発表し、翌年6月に着工しました。プロジェクトの完成は2024年後半を予定しています。

東京都心から北へ約30kmの埼玉県さいたま市に位置するこのグリーンフィールド・プロジェクトでは、最終的に33,050平方メートル(355,750平方フィート)の敷地に2棟の建屋が建設される予定です。2026年までには全面竣工する予定で、延床面積は60,000平方メートル(645,835平方フィート)を超えます。

これはLendlease Data Centre Partnersの最初のプロジェクトとなります。 レンドリースは、PDG向けにビルド・トゥ・スーツ方式でコアとシェルを開発・建設し、長期リース契約を結び、PDGはこの施設に投資して運営を行います。

PDGは2017年にWarburg Pincusの支援を受けて設立され、現在、中国、シンガポール、インド、インドネシアで20のデータセンターを建設または運用しています。全ての施設の完成時には、現在計画されているポートフォリオは合計600メガワットを超えることになります。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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