Metaがテネシー州のデータセンターを拡張

5棟目となるデータセンターの新設を申請

Metaが、テネシー州ギャラティンのキャンパスに新しいデータセンターを建設することを申請しました。

Nashville Business Journalによると、同社はナッシュビル近郊で所有する4つのキャンパスに加え、新たに278,000平方フィート(25,827平方メートル)のデータセンターを追加しようとしています。

Metaがギャラティンに進出したのは2020年からですが、今回の投資により、同地域への投資総額は、10億ドルを「はるかに超える」ことになります。

キャンパスにはすでに2棟のデータセンターが完成しており、さらに2棟が現在建設中です。5棟目のデータセンターの建設により、その総面積は190万平方フィート(176,516平方メートル)となる予定です。 データセンターは100%再生可能エネルギーで稼働します。

このデータセンターキャンパスは市内で最大の固定資産税納税者になる予定です。Metaは今後20年間にわたり、税金の割引を交渉していきますが、それまでは毎年数千万ドルを納めることになります。

プロジェクトには、DPR Construction、Barge Design Solutions、建築家Burns McDonnellが参加しています。

また、 4月29日にはギャラティンの都市計画委員会が、このプロジェクトに関する公開討議を開催する予定です。

Metaはギャラティンキャンパスで新しい取り組みも行っており、2023年4月には、ドライウォールの廃棄物を分解するためにキノコを使用するテストを行っていました。

Data Center Mapによると、テネシー州州都のナッシュビル周辺には、19のデータセンターがあります。地域の運営会社には、Flexential、Centersquare、EdgeConnex、TierPoint、H5 Data Centers、365 Data Centers、Lumen、Windstream、DataBankなどがあります。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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