AMDの第2世代EpycプロセッサがOracle Cloudに登場

コア数の増加、メモリ帯域幅の増加

AMDの第2世代EpycプロセッサがOracle Cloudに実装されました。

Oracleは、Oracle Cloud E3のパフォーマンス特性は、汎用ワークロードに加え、ビッグデータ分析、メモリ負荷の高いワークロードなどの高帯域幅ワークロード、そしてOracleビジネスアプリケーションに適合すると述べています。

Oracle E3インスタンス

昨年後半にリリースされたコードネーム「Rome」と呼ばれるAMDの第2世代Epycサーバチップは、最大64コア、128スレッドの7nmプロセステクノロジーに基づいています。これは、競合Intelからサーバのマーケットシェアを最終的に奪おうとするAMDの次なる段階の試みを意味します。

E3クラウドインスタンスは、AMD Epyc 7742プロセッサをベースとし、ベースクロック周波数2.25 GHz、最大ブースト時は3.4 GHzに到達します。E3ベアメタルインスタンスは、最大128コア/2TB RAMをサポートし、合計ネットワーク帯域幅は100Gbpsです。

Intel Xeon X7との比較において、Oracleはこのようにコメントしています。 「AMD E3は、整数演算で185%高速化、浮動小数点演算で158%高速化、およびSTREAM Triad帯域幅において136%の増加を実現 (STREAM: 持続可能なメモリ帯域幅を測定するために設計された統合ベンチマーク)

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OracleのシニアプリンシパルプロダクトリーダーRajan Panchapakesan氏によると、E3 VMインスタンスを導入する顧客は、OCPU(=Oracle CPU:Oracle CloudにおけるCPUの単位)あたり最大16GBのメモリ、またはOracle Compute Unitを指定できるようになったと言います。(Oracle Cloudでは物理プロセッサコアに相当するものを単位とし、仮想マシンに対し任意の数のOCPUを選択できる機能を有する)

16 GB RAMを備えた1 OCPUインスタンスの場合、E3インスタンスの価格は、同様に構成されたX7 Standardインスタンスよりも23%安くなります。また、第1世代Epycプロセッサをベースにした古いE2インスタンスと比較して、サイクルあたりの浮動小数点スループットが2倍、コアあたりのL3キャッシュが2倍、メモリ レイテンシ が抑えられる、とPanchapakesan氏は言います。

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