Eco Wave Power、自社事業へのAI導入に向け、NvidiaのInception Programに参加

研究開発分野での協業を協議中

波力発電企業のEco Wave Powerは、波力発電事業のAI統合を支援するため、NvidiaのInception Programに参加しました。

Nvidiaは2016年6月にInception Programを正式に発表し、開始しました。同プログラムは、AIおよびデータサイエンス分野のスタートアップ企業の成長とイノベーションを支援するグローバルなアクセラレーターとして設計されており、重要なリソース、ハードウェア、技術トレーニングを提供しています。

Eco Wave Powerは現在、波力発電事業の複数分野へのAI統合を検討しています。対象には、波力発電のリアルタイム最適化、予防保全およびインフラ監視、波力発電所のデジタルツインモデリング、AIを活用した海洋および気象データの分析、沿岸および港湾インフラ向けのインテリジェントエネルギー管理、さらにAIとデータセンターインフラを支える再生可能エネルギー用途が含まれます。

Eco Wave Powerの創業者兼CEOであるInna Bravermanは、次のように述べています。「AIを支えるインフラには莫大な電力が必要であり、それに合わせて再生可能エネルギー発電も進化していく必要があると当社は考えています。米国子会社を通じてNvidia Inception Programに参加することで、インテリジェントなエネルギー管理機能の開発を加速させるとともに、再生可能エネルギーインフラとAI主導の電力需要が重なる分野における機会を模索することを目指しています。」

Eco Wave Powerは、統合に向けた取り組みの一環として、フロリダ州の大学を含む主要な学術機関や、その他の技術・インフラ関連企業との研究開発協力に関する協議を進めているとしています。これらの取り組みは、デジタルツイン技術、予防保全システム、運用最適化、さらにデータセンターインフラ向け再生可能エネルギーソリューションに関連する将来的な応用を含め、波力発電インフラのAIレイヤー統合に焦点を当てます。

Eco Wave Powerは2011年に設立され、イスラエルのテルアビブに本社を置いています。同社は、海洋や海面の波を再生可能エネルギーへ変換する陸上波力発電企業です。イスラエル初の電力会社との連携型波力発電所を運営しており、現在はポルトガル、台湾、インドでプロジェクトを進めています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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