アムステルダム郊外のNorthCデータセンターで火災発生

消防隊が現在も消火活動を継続中

欧州のデータセンター企業NorthCが、オランダの施設の一つで火災に見舞われました。

同社は、「5月7日木曜日午前8時45分頃、AlmereのRondebeltwegにある当社のデータセンターで火災が発生しました」と発表しています

現地時間午後3時15分時点の更新によると、火災はまだ消し止められていないとのことです(訳注:現地時間5月7日22時過ぎには鎮火しました)。

NorthCは、次のように述べました。「消防署は火災を完全に鎮火させましたが、建物の安全を確認できる状態にするには、さらに数時間かかります。現時点では施設への立ち入りはできません。現場が安全な状態になり次第、NorthCは直ちに技術調査を開始し、影響の特定と適切な緊急措置を講じます。」

「火災は建物の裏手、技術施設があるエリアで発生しています。現時点では、火災の原因やインフラの正確な被害の程度について確実なことは何も言えません。」

現地の消防・防災機関である Flevoland州安全地域(Veiligheidsregio Flevoland)によると、現場には消防車5台、はしご車3台、そして「消防ロボット」が投入されています。また、敷地内には非常用自家発電機のための燃料タンクが確認されており、予防措置としてLelystad空港から化学消防車が出動し冷却が行われているとのことです。

ユトレヒト大学は、この火災の影響により同大学のシステムに影響が出ていると指摘しています。加えて、地元の水道局Hoogheemraadschap De Stichtse Rijnlandenは、ネットワーク障害に見舞われたと発表しています

地元メディアの報道によると、Transdevはバスおよびトラムの運行にも影響が出ていると述べています。また、オランダの教育・研究機関向けICTサービスプロバイダーであるSURFも、複数の加盟機関が当該データセンターでインフラを稼働させていると報告しています。

当該施設はアムステルダム郊外のSallandsekantビジネスパーク内、Rondebeltweg 62番地に位置しており、26,000平方メートルの敷地を有し、提供電力容量は11MWとなっています。

NorthCは2019年にオランダのデータセンター企業TDCGと、オランダの通信会社KPNの子会社NLDCの合併により設立されました。その後、Antin Infrastructure Partnersは2025年12月にDWSから同社を買収しています。

IBM Cloudは、アムステルダム03施設を収容しているデータセンターで火災の影響による障害が発生していると報告しています

NorthCは現在、オランダ国内に12か所、ドイツに8か所、スイスに4か所のデータセンターを保有しており、これら3市場すべてでさらなるデータセンターの開発を進めています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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