NorthCがチューリッヒ郊外にあるスイスのデータセンターをキンドリルから買収

キンドリルは施設の顧客として残る

NorthC Groupは、スイスのチューリッヒ郊外に新たなデータセンターを獲得しました。

今週、同社は報道発表でチューリッヒのヴィンタートゥール地区に新たなデータセンターを取得することを発表しました。

一方、LinkedInでは、スイス市内にあるキンドリルのデータセンターを買収したと発表しました。買収条件は明らかになっていません。

現在、このデータセンターは1.8MWの情報処理能力を有しており、今後さらなる拡張の可能性が見込まれています。

オランダを拠点とするNorthCは、ドイツ語圏のDACH(ドイツ、オーストリア、スイス)市場で地域のプレーヤーになることを計画しており、今年初めにCEOのAlexandra SchlessはDCDに次のように述べています。「最終的には全国規模の地域のデータセンターのプラットフォームを持ちたいと考えており、ドイツやスイスなど他の地域も視野に入れています」

「このデータセンターは、重要な市場であるチューリッヒ地域に位置する17カ所目のNorthCのデータセンターとなります。私達は、企業や公共団体におけるデジタル化の持続的なニーズがデータセンターサービスの需要を促進していると考えています」

2021年にIBMから独立したITインフラのサービス会社、キンドリルは存続する予定となっています。同社スイス部門は、NorthCとコロケーションサービスに関する管理サービス契約を締結した後、この施設の最初の顧客となる見込みです。ヴィンタートゥールの施設の他のキャパシティは、その地域の他の組織が利用できるようになる予定となっています。

NorthC は、他にもスイスのミュンヘンシュタイン(バーゼル地域)と ビール (ベルン地域)に3つのデータセンターを運営しており、総床面積は13,000平方メートル(140,000平方フィート)、容量は7.5MW以上となっています。昨年、NorthCはNetricsを買収してスイスに進出しています。

NorthC グループのDACH 地域の最高経営責任者であるFrank Zachmannは、次のように述べています。「当社にとって、スイスはDACH地域の重要な成長市場であり、4つ目のデータセンターを開設して業務を拡張できることを大変喜ばしく思っています。今回のデータセンター開設により当社はスイス経済の中心地であるチューリッヒ地域の企業に対して、地域のデータセンターサービスを提供していくことが可能になります。ヴィンタートゥールのデータセンターでは、Kyndryl Switzerland GmbHを最初の顧客とし、迅速に顧客を増やしていきたいと考えています」

2020年にThe Datacenter Group (TDCG) と NLDC が合併してNorthCが設立されています。オランダ国内に10カ所、およびドイツ国内に2カ所のデータセンターを運営しており、オランダのアイントホーフェンにも現在開発中のデータセンターを有しています。

2021年、NorthCはドイツのITサービスプロバイダーq.beyondからIP Exchangeのコロケーション事業を買収してドイツに進出を果たし、1万4,000平方メートル(150,600平方フィート)、7MW以上の電力を供給するニュルンベルクとミュンヘンにある2つのデータセンターを譲り受けました。

同社はヴィンタートゥール、プリリー、ローザンヌ、メイラン、クロテンでデータセンターを運営しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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