VodafoneとThreeの合併は数週間内に最終決定される予定

英国で注目されていたVodafoneとCK ハチソン傘下のThreeの合併契約が、数週間以内にまとまりそうです。

これはMail on Sundayの報道によるものです。

これは、1ヶ月前に行われた同様の報道に続くもので、最終的な詳細が明らかになるにつれて合併が近づいていると指摘されています。

両社の協議は6ヶ月前から行われており、英国の4社あるモバイルネットワーク事業者は3社に絞られることになります。

両社が合併すれば、推定145億ポンド(約175億円)の価値があると言われています。提案された計画では、Vodafoneが51%を所有し、残りをThreeが保有することになります。

Mail紙の記事では、ハイネケンの元最高経営責任者で、2020年11月からVodafoneの現会長を務める Jean-François van Boxmeer 氏に批判的なCityの情報源を引用しています。

同誌は、この情報筋が Jean-François van Boxmeer を「信じられないほど保守的」とレッテルを貼る一方、「Vodafoneの多くの問題の背後にいる」と非難していると指摘しています。

この取引が報道にあるようにすぐに完了するのであれば、先週、スペイン事業部門の40億ドルの売却が取り沙汰されたVodafoneは忙しくなりそうです。

この12ヶ月間はハンガリーの事業部門を売却し、タワー事業であるVantage Towersの株式を大幅に売却するなど、忙しい時期でした。

Vodafoneは、昨年末に退社した前最高経営責任者 Nick Read の後任として、 Margherita Della Valle が暫定的に就任しているものの、まだ後任は決まっていません。

また、ThreeのCEOであるRobert Finnegan氏は、両社が合意しなければ、同社のネットワークへの投資計画は「持続不可能になる」と認めているとThe Mailは伝えています。

VodafoneとThreeのコメントは得られていません。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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