米国が韓国に軍事用5Gネットワークを構築へ

米国は韓国で5Gモバイル軍事ネットワークを構築し、共同作戦中のリアルタイム情報共有を促進する予定です。共同防衛能力を強化する戦略的な動きとして、米国は軍事同盟を強化し、5Gネットワークを日本、オーストラリア、その他のインド太平洋地域の同盟国にも拡大することを目指しています。

米韓両政府間の合意は、京畿道平沢市にある連合軍烏山基地にこのネットワークを構築することとしています。

現在、両者は青写真を策定中で、来年中にプロジェクトを開始する計画です。烏山基地は、沖縄の嘉手納基地と並んで、米軍の最新鋭戦闘機や戦略兵器の重要な拠点となっているため、この地域における米軍の重要な施設となっていることは明らかです。

両国の関係者は、朝鮮半島にある他の米軍基地にもネットワークを拡張したい意向を示しています。

この構想は、JADC21(Joint All-Domain Command and Control)構想を拡大する米国の広範な取り組みに沿ったもので、米軍のさまざまな部門のセンサーを統合し、AIを搭載したネットワークにすることを目指しています。

W.Media(Hazel Moises 記者)より抄訳・転載

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